歯科一般

   
  むし歯、歯周病、入れ歯など、いわゆる一般的な歯科治療です。
健康保険を使用する保険内診療と、品質の高い保険外診療(自由・自費診療)があります。

保険内診療は、治療費の一部(0〜3割)を患者さん側で負担し、
残りを健康保険機関が支払う一般的な方法ですが、
法律により必要最低限に定められた治療(方法・材料)しか出来ない欠点もあります。

保険外診療(自費診療・自由診療)は、施術法や材料等が規制された保険内診療と比べ、
審美性(見た目)を格段に向上させ、材質の高品質化により歯としての機能も向上させます。
但し、保険外診療は治療費全額が患者さん負担となりますので、
治療費用が高くつくと言う面があり、よく検討・相談した上で決めた方がいいでしょう。

当院の保険外診療詳細については、画面上部メニューから「保険外診療」をご参照下さい。




〜妊娠中について〜

妊娠中の方は、歯の治療と言えどもいろいろ注意が必要です。
下記に代表的な注意事項をまとめてみました。


妊娠中の注意
 
妊娠中の治療は、妊娠中期(5〜8ヶ月)におこなうようにしましょう。
その間は、ほとんどの方が問題なく治療可能です。
それ以外の時期(初期や後期)は基本的に応急処置のみおこないます。

受診の際は、妊娠中期であっても母子健康手帳を持参しましょう。
妊娠中の歯の状態のページをチェック出来ると共に、歯科医院側も
患者さんの健康状態がよくわかりトラブルを未然に防げます。

妊娠中のレントゲンは不安なイメージがありますが、
防護エプロン(X線を防ぐ重いエプロン)を着用すれば、
お腹の赤ちゃんへの影響はありませんので安心して受けて下さい。

麻酔に関しても不安イメージありますが、歯科で使用する局部麻酔は、
適度の量の使用であれば問題ありません。
(妊娠していることを歯科医が知っていれば、多めの麻酔使用はしません)

妊娠中の抜歯は基本的におこなわない歯科医が多いです。
ただし、症状によっては抜歯しなければいけない場合もありますので、
歯科医とよく相談して下さい。

妊娠中の投薬も基本的におこないません。
我慢出来ない痛さの場合は、却って我慢が赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあるので、
痛み止め薬を処方する場合もあります。


妊娠中の歯の状態変化
 
妊娠中は唾液の粘性が強くなり酸性へ傾きます。
むし歯はミュータンス菌をはじめとした原因菌が酸を作り出してなるわけですが、
すでに酸性に傾いたお口の中ではそれが更に強くなってしまいますので、
しっかり予防しないとむし歯になりやすくなります。

妊娠初期から中期にかけては、ホルモンのバランスが崩れて、
妊娠性歯肉炎と呼ばれる歯肉炎になりやすくなります。
また、これがきっかけで歯周炎(歯槽膿漏)へ進行してしまうことがあります。
よく歯を磨き、発症しないように予防して下さい。

妊娠3ヶ月頃から出産までの間、歯がグラグラすることがあります。
上記のホルモンバランスに関係する原因ですが、
むし歯等が原因でなければ、出産後に治ります。

妊娠中期から後期をピークに口内炎が出やすくなります。
ホルモンや栄養のバランスが不安定になることが原因です。

妊娠中は、ホルモンバランスが不安定になることで、
歯ぐきが腫れ気味になることが多くみられます。
これが原因で、いままで痛くなかったむし歯や親不知(一番奥の歯)が痛んだり、
歯ぐきから出血等が起きることがあります。
心配になったら、まず歯科医院へ相談してみてください。




〜抜歯後について〜

そして、よくある疑問で多いものが、抜歯後の処置についてです。
むし歯が酷くなって歯の根がボロボロになり、差し歯を使えず抜くことになったり、
歯周病(歯槽膿漏)が酷くなり、歯を支える歯ぐきが弱くなり歯が抜けた場合など、
歯が無くなった場合にどのような治療をするのか と言う話しです。

抜歯後の処置について、大きく3つにわけられます。



一つめは、ブリッジと呼ばれる方法です。

  ブリッジ例
名前の通り、抜けた歯の両側へ橋渡しをする形で、人工の歯を入れます。
これには、両側の歯を橋げたにするために削り、その部分に付ける差し歯状のもの(1)(3)と、
歯が抜けた部分を補う人工歯(2)を繋げた、3本連なったものをセットすることになります。
よく使われる方法ですが、橋げたになる歯の状態が悪かったりするとこの方法は使えませんし、
健康な両側の歯を削らなければならい上、その歯へ負担がかかるので寿命が縮まることになります。
健康保険が適用されます。


二つめは、入れ歯です。

  義歯例
入れ歯の存在は誰でもご存知だとは思いますが、
これは両側の歯へクラスプと呼ばれる針金状のもので引っかけて入れ歯を固定するものです。
この場合、ブリッジのように両側の歯へ大きな負担はかかりませんが、
どんなに上手に作っても、本来の歯の半分も力が入らなくなります。
また、見た目的に、クラスプが見えてしまうので、若年層では特に強い抵抗がある方も多いと思います。
健康保険が適用されます。


三つめは、インプラントです。

  インプラント例
これは抜けた歯の歯ぐきの中の骨へネジのような人工的な根を外科的に打ち込んで、
その上に差し歯をセットする方法です。
力も入りますし、見た目も通常の歯と変わらず、非常に高機能ですが、
稀に体に合わずに成功しない場合があります。
また、健康保険が適用されないため、費用が高額になってしまう難点があります。
   

小児歯科
   
  お子様に特化した歯科治療です。 基本的に乳幼児から中学校卒業までが対象年齢です。
当院ではお子様との信頼関係が大切と考えているので、小児歯科でよく使われる束縛用のネット(網)等は
一切使用しておりません。 無理矢理な治療は更に歯科を嫌いになるだけです。

治療中、我慢できず泣いてしまうお子様もいますが、治療が終わった後は、
みんな元気に笑顔で「バイバイ」してくれます。

保護者の皆様は、例え泣いても嫌がっても叫んでも抵抗しても、
治療が終わった後は、『がんばったね』と褒めてあげてください。
そうすることで、自分ががんばったことをお子様自ら自覚し、次回に繋がると思います。
私たちも、またがんばってくれるよう、そして怖がられないように尽力致します。

それと、お願いがあるのですが、「悪いことしたら歯医者さんに連れていくよ」など、その類の言葉は、
いざ行かねばならない時に、非常に嫌がる(怖がる)原因になってしまいます・・・。
親の言葉を真に受ける幼少時に「怖い・痛いところ」と言ったイメージが縫いつけられてしまうと、
治療に際して、痛くない治療なのに先入観念により「痛い」と騒いでしまったりします。
歯科医院のイメージが悪くなるような言葉をお子様に使うのは極力避けて頂きたく思います。

子供期はむし歯にかかりやすいですが、反面むし歯予防も効果的です。
詳しくは上メニューから「予防」の「小児の予防」をご参照下さい。
   

審美歯科
   
 

審美歯科とは、見た目を良くする、美しさのための歯科治療です。
よって、保険は適用されません。

◇歯に沈着した色素を除去する。

◇歯に入れる詰め物や被せ物を、白く見た目の良いものにする。

◇お薬を使用して、歯そのものを漂白し、白く輝かせる。(ホワイトニング)

◇自然な温度感覚を生み出す材質を使用したり、見た目・強度を向上した入れ歯。

◇歯ぐきを薄桃色によみがえらせる。

等いろいろあります。


詳しい内容は、画面上部メニューから「保険外診療」をご参照下さい。
お薬を使ったホワイトニングは上メニューから、「ホワイトニング」をご参照下さい。

   
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